食中毒について

夏は細菌の繁殖条件に合うので、細菌性の食中毒がよく起こります。
では食中毒を予防するにはどうしたらいいのでしょうか。

  1. 細菌をつけない
  2. 細菌を増やさない
  3. 細菌を殺す

以上が対処法となります。
もう少し詳しく説明していきましょう。

  1. 細菌をつけない
    手指はしっかり洗ってから調理しましょう。手指に傷があると、傷にある細菌が食品を汚染することもあるので注意が必要です。調理しないのが一番ですが、調理するのであればゴム手袋を着用するなどの工夫が必要でしょう。
    調理器具は使い分けします。生肉・生魚を切ったりする包丁やまな板は、サラダ・果物など生のまま食べる物と使い分け、生肉・生魚は最後に調理します。使用後は洗浄、殺菌、乾燥しておきます。
  2. 細菌を増やさない
    細菌が付着しても細菌量が増えすぎなければ食中毒を起こしません。細菌は時間と共に増加するので、新鮮な食材を購入し、早目に持ち帰り、すぐに食べるといいのです。
    保存は細菌が増加しにくいように低温で行いますが、サルモネラ菌のように低温に強い細菌もあるので、冷蔵庫を過信しすぎないようにしましょう。
  3. 細菌を殺す
    多くの細菌は加熱すると死滅します。食材を充分加熱する、調理器具を煮沸する・漂白剤に漬け込むなどでしっかり細菌を殺しましょう。